実際に飲食店営業許可を取るときの必要書類をご案内します

この他にも書類が必要となることがありますのでご注意ください。

1.飲食店営業許可申請書

申請書です。

保健所に行けば申請用紙をもらえます。インターネット上でPDFデータやWordファイルを公開している保健所もあります。

2.営業設備の大要

営業許可を取得するお店の設備や、お店の構造について記載する書類です。

これも保健所に行けば用紙をもらえますし、インターネットで入手可能なこともあります。

3.平面図

お店の厨房機器や客室のテーブルの配置などを記した平面図が必要です。

図面は、見やすければボールペンと定規を使って手書きしたものでもOKです。お店の入り口、客席のテーブルやイス、カウンターの位置、トイレの位置、手洗器の位置、シンクや厨房機器の位置などを書きます。

4.見取図

お店の場所を表す地図です。

手書きでなくても別途印刷したものでも構いません。お店のある場所に印をつければOKです。この地図を頼りに保健所の担当者がお店を見に来ます。

5.登記事項証明書

申請者が法人の場合は、法人の登記事項証明書が必要です。履歴事項全部証明書を取得しておけば間違いありません。

法人の目的欄に「飲食店の経営」という項目が入っていない場合には、それで問題無いか保健所に確認するのが無難です。保健所によっては目的に「飲食店の経営」と入っていなくても許可を取得することができます。

6.水質検査成績書

お店で使用する水が貯水槽から引かれているような場合は、1年以内に発行された水質検査成績書が必要になります。

水質の検査は建物オーナーの義務なので、管理会社もしくは大家さんに言えば出してもらえます。雑居ビルでお店をオープンするような場合、貯水槽から水を引いていることが多いため入居時に確認した方がよいです。

なお、使用する水が水道直結の場合は不要です。

7.食品衛生責任者の資格を有することを証するもの

食品衛生協会で講習を受けて食品衛生責任者の資格を取得した場合は「食品衛生責任者手帳」を、調理師や栄養士の方は「免許証」を持っていけばOKです。

保健所によっては現地調査のときに原本を提示すればOKというところもあります。